白狐様が守ってくれた

カテゴリー「不思議体験」

何年か前すごく霊感が強かった時の話。
今とは違う家に住んでて、しょっちゅう金縛りにも遭ってた。

ある日帰ってきたら、なんか部屋が暗いな~と思う時があって、気のせいかな?なんて思って普通に寝た。
そしたら案の定真夜中過ぎに、強烈な金縛り。

ロフトに寝てたんだけど、下になんかわからないけど怖すぎる存在を感じた。
でも固まってて声がでない。
床を歩く音がして、なんとなく大男な感じがしたんだけど、ロフト寝てるのがばれたみたいで階段をギシギシ登り始めた。

すごい恐怖と苦しさでもがいていると、登ってくる人が止まった。
そしたらその脇をすごい速さで追い抜いて、私の体に絡まりついた白い物体。
次の瞬間金縛りが解けて、涙を流しながら起きた。

記憶にあるのは白いふさふさの尻尾。
たぶん白狐様。
あの大男が相当やばいから、それから守ってくれたんだと思えてならない。

ちなみにうちの祖母は、生まれてから何週間も食べ物を口にしないからお祓いをしたら、次の日の朝白い狐の毛が枕元に山盛りになっていたとか。
昔家の庭師をしてたおじいさんから聞いた。

近くに大切にしているお稲荷様もいるし代々関係が深いのかも。

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