私の体験談。
これは自分が小学3年の時の話。
上級生に毎日イジメられてて、その日トラックの前に押し出されてトラックは止まってくれたんですけど、体が動かないんですよ。
最初は怖くて動かないんだと思ったんですけど、次の瞬間自分の意志で動けなくて、体が勝手に近くにあった木の棒でその突き飛ばした上級生を殴っていた。
自分は気の弱い人間なので絶対そんなことは出来ないのに。
しかも一回殴っただけで血が吹き出すくらい強く、普通小2の子供にそこまで強い力は出せないのに。
結局自分は何かに操られるように二人の上級生に大ケガを負わせてしまった。
その後先生に怒られると思ったら意外にも自分の心配をされた。
どうやら突き飛ばされたのを誰からか聞いたらしい。
とにかく親には連絡しとくから今日は帰りなさいと言われた。
その日の夜、誰もいないのに自分の耳元で「助けてやったんだからお前からあれをもらっていく」と、確かに聞こえた。
”あれ”とは何だ。
その日は不安で眠れなかった。
次の日の朝、居間にいくと飼っていたハムスターが死んでいた。
昨日はあんなに元気だったのに。
それ以来自分が不利になると、似たような現象が起こり、数日後ペットが死ぬ。
もしペットを飼わないでいたらいったい何を持っていくのだろう。