子供の頃、子供だけで廃坑の洞窟に侵入して怖い思いをしたことがある。
中が不気味で怖くなって脱出しようとするんだけど、出口は数メートル先に見えてるのに走っても走っても出口にたどり着かなくて、このまま自分達が生きている現実世界に戻れないみたいな感覚があった。
ぱっと空気が変わって、「ああこれで元に帰れる」と思ったら、やっと外に出られたことがあった。
これは以前こちらに書いた気がする。
近所の廃屋に侵入した時にも不思議な事があり、一緒にいた4人のうちの1人が探しても見つからず、怖くて先に帰ったのかな?なんて言いながら帰宅するも、友人は帰っておらず、親達と警察も呼んで廃墟の屋内を捜索した。
するとその家にあった地下で見つかった。
床下収納の蓋みたいなのを開けると梯子がかかっていて、中にはベッドや机などが置いてあり窓もない壁に囲まれた部屋があった。
不思議なのはその部屋へ続く床扉に鍵がかかっていたこと。(ポストなどにつける鍵付きの簡素な錠前)
どうしてその場所へ潜り込んだのか聞かれた本人は、2階を見よう階段を上ったら、踏んだ板が割れてその部屋に落ちたらしい。
確かに階段の木の板は大きく穴が開いていたけど、その下に見える廊下や、友人がいた地下室の天井には穴などひとつもなく、「そんな嘘をついて!」と大目玉をくらって学校にも通報され夏休みの登校日に先生方にもこっぴどく怒られたw
そのワープ事件は今でもみんな覚えていて、「不思議だねぇ」って話になるけど、落ちた本人はなんだか記憶が曖昧みたい。
あ~そんあことあったような気がするみたいな。