あんま怖くないかもなんだが、小さい頃、毎年自分の誕生日の夜になると家に来る謎のおじさんがいた。
親戚とか両親の友人知人では無いっぽくて、二人が居る時に来ても追い返されてる感じだった。
それでもそのおじさん、家の前で何か言ったりドアガンガン叩いて最終的には家に上がってくるんだけど、だからといって誕生日プレゼントとかくれるわけでもなく、スゲー怖い顔でただ自分に「一年間良い子にしてたか」みたいな事を聞くだけ。
当時の自分はそのおじさんが怖くて、「ごめんなさい」とか言いながら泣き叫んでた記憶がある。
もう両親ともいないので分からんけど、あの人の正体はなんだったんだろう。