不思議系でいくつかご紹介・・・。
【気付いてることに気付かれたら・・・】
新宿のガールズバーに行った時の話。
女の子に怖い話を披露して「キャーキャー」言わせて喜んでた。
途中で女の子が交代して、あんまりスレてなくて水商売には珍しい感じの子が来たから、「さぞ怖がってくれるだろう・・・・」と、とっておきの怪談を披露した。
案の定女の子は「ヤメテヨーコワイヨー」を連呼して、その様に萌えてたんだけど、調子に乗って「このお店はどうなの?地下だしオバケとか出るんじゃない?w」なんて吹っかけたんだ。
そしたらその子、突然押し黙って、名刺の裏にペンを走らせた。
『気付いてることに気付かれたら出てくるから』
えっ?と思って見返したら困ったように笑ってて「内緒だよw」なんて言われたけど・・・。
個人的にほんのり怖かった。
【父が迎えにきた・・・】
母は足が悪く、通院などにタクシーを呼ぶのを常としていた。
縁があるしと、既に亡き父が勤めていたタクシー会社にも送迎の為の情報登録をしてしばしば使っていた。
その母が去年亡くなった。
自宅から遺体を葬儀場まで運ぼうか・・・という時に電話が鳴った。
電話の相手:「○○タクシー会社ですが、送迎のお電話頂きましたか?」
自分:「いいえ、電話してませんよ」
電話の相手:「・・・やっぱりそうですよね、分かりました・・・」
自分には父が母を車に乗せてていこうとしたように思えたんだよね。
【嘘つきの匂い】
大学時代、賭け事(対人限定で)が異常に強い奴がいた。
ジャンケンからババ抜きなんかのトランプ、賭けマーなんて負け知らず、ってくらい。
他にも嘘を見破ったりが得意な奴で「アイツはカンが鋭い」、なんて皆から言われていた。
ある時、賭けマーで俺が8,000円位負けた時のこと。
俺が「お前何でそんなに強いんだ?何かの超能力?」、と冗談半分で聞いてみた。
するとそいつは、「ん~、何て言ったらいいか分からないけど、人が嘘ついたり隠し事があると、その人から変な甘い匂いがするんだよね。嬉しい事があった人はハッカみたいな清涼感のある匂いがする」と言った。
確かにそいつが賭け事で負けるときって、花粉症とか風邪で鼻が詰まった時だったかも。
風邪引いて鼻が詰まるといつもそいつを思い出すよ。