入り口の至る所にお札が

カテゴリー「怪奇スポット」

小学生の頃、町内のスポーツ大会とかで近所の小学校へ行った時の事です。
試合観戦も飽きたので、「ちょっと周りを探検しよーぜ!」とDQNなダチが言いだした。
それで、そのダチの探検しようと言い出したところと言うのが、いかにも心霊スポットマニアがよだれをたらしそうな廃屋。
その周囲と言うのが、うっそうとした雑木林で、件の廃屋はその中に立っていた。

今思えば、こんなもん小学校のそばにあって、教育上良くないんじゃないか?と思えるくらい陰鬱。

「ボス!ここが現場です!」

DQNがいの一番に突撃、ダチも数人中へ。(あの頃は“ポートピア連続殺人事件”が流行っていた。)

当時のワシは自他共に認めるチキンで、出来れば中へ入らずやり過ごしたいな~と思っていたが、真昼間と言う事で安心感があったのか、遅れて中へ。
ワシは霊感など全くないのですが、廃屋の入り口に着た瞬間、この家はヤバい、と思いました。
と言うのも、入り口の至る所にお札がびっしりと貼ってあったのです。

中に入ると、当然ながら薄暗私の3メートル先で普通に立っていましたい。
雑木林の中ので当然と言えば当然ですが・・・。
応接間と思しき部屋に足を踏み入れると、当然中は荒れ放題。
廃屋にお約束wのエロ本の間に、なぜかお札が何枚か。

良く見ると、部屋中にお札が撒かれている。
部屋の中央は老朽化で床が抜けたか窪んでいて、窪みにこれまた大量のお札が・・・。
窪みの中央は穴が開いていて、恐る恐る中を見てみる。
この穴どんな穴~と見てみたらその穴、穴じゃあありませんでした。

でかい黒猫の死体だったのです。

死んでいると言っても、お札の山の中で眠っている、そんな感じ。

さすがのボンクラなワシも思わず声を上げようとしたら、「猫が死んどるー!!」とダチの一人が絶叫し、ワシも含むガキどもは退散。
言い出しっぺのDQNは、家の中から錆びた包丁を自慢げに持ち出したが、「捨ててこいヴォケ!」と総ツッコミを食らいましたとさ。

ちなみに霊障はありません。
あえて言うならハードワークが日々悲惨になることと、彼女がいない事ですが、まァこれは自己責任やなw

最後に場所は伏せ・・・る間もないのでカミングアウト。
倉敷市真備町の岡●小学校のすぐそばです。

ブログランキング参加中!

鵺速では、以下のブログランキングに参加しています。

当サイトを気に入って頂けたり、体験談を読んでビビった時にポチってもらえるとサイト更新の励みになります!