牛首トンネルと呼ばれている心霊スポットは、石川県と富山県を結ぶ小矢部津幡線にあります。
小矢部津幡線は宮島隧道と呼ばれていて、別名「宮島トンネル」とも呼ばれていました。
ではこの牛島トンネルとはどういった心霊のスポットなのでしょうか。
まず霊の目撃例は、トンネル内に置かれている地蔵の目から血の涙が流れる、車でトンネルに入ると1人のお婆ちゃんの霊が車に乗り込んでくる・・・などの話があります。
またトンネル内で自殺者もいたそうです。
このトンネル内に置かれている地蔵は現在3体目で新しくなっています。
今まで地蔵の怪奇現象を見ようと多くの人たちがトンネルを訪ねてきたそうですが、イタズラをしてその地蔵の首を折ってしまうこともあったそうです。
その地蔵はそれ以来、「首なし地蔵」と呼ばれるようになりました。
さて、この地蔵がトンネル内に置かれるようになったのは一つの事件がキッカケでした。
40年以上も前の話ですが、トンネル内で1人の男性が焼身自殺しました。
この男性は友人との間でトラブルが原因で、その友人を殺めてしまったそうです。
男性が自殺した後、トンネル内は煤で真っ黒になったとのことです。
しかし、地蔵が置かれた理由はこの自殺した男性の為ではないのです。
実はこの後に、この男性を追って首吊り自殺してしまった彼の母親のために地蔵が置かれたそうです。
このトンネル入り口近くに1本の枯れかけの木があるのですが、その木で首を吊って亡くなりました。
この事件以来、トンネル内や周辺で事故が多発し、この母親の霊も目撃されるようになりました。
あなたの近所にある地蔵の背景には、もしかしたら昔の悲惨な事件や事故が関係しているかもしれません。