前に不思議体験したんですが、もしかして昔話題になった「きさらぎ」駅的なものか?!と思ったので書かせていただきます。
京都駅からJR線に乗っていて、長岡京で降りようと思ってたのに寝ていて、起きたら丁度ドアが閉まって長岡京を出発するところでした。
仕方がないので引き返そうと思い、次の駅で降りた。
降りてから気付いたんだけど、こんな駅あったっけってくらい寂れた無人駅だった。
駅員さんいないし、外灯ついてはいるけど薄暗いし。
印象的だったのは改札出たとこにある大きな鳥居。
久しぶりにJR京都線乗ったもんだから、少し来ないうちに駅増えたのかと思いつつ電車待ったんだけど待てども来ない。
携帯で電車の時間調べようと思ったんだけど、電波が宜しくなくて中々繋がらなかった。
そして駅構内に時刻表が見当たらない。
因みに駅の名前は「すたか」って看板に書いてありました。
一緒の電車から降りたおばあさんがまだ駅のベンチに座ってたから「すみませんが次の電車の時間て分かりますか?」て聞いたのよ。
そしたらおばあさん「じきに来る」て一言。
とりあえずお礼言うとしたら、おばあさん初めて顔上げて「タマヒメが泣いてるからゆっくりしてきい」て言ってた。
あと「ウコンの力(?)は、終わりの国は捨てろ」「チョウベエ」「タマヒメ」「ヤリ」「ユスド」「ジュウベエ」云々のワード。
ごめん凄く聞き取りづらくて、所々のワードしか思い出せない。
ボケてんのかなぁと、とりあえず相槌うって聞いてた。
暫くしたら小学校低学年くらいの子供が駅の中に来てこっち見て手振って、すぐにまた出てった。
その時にその子が何か落としたの見えて拾いに走ったんだけど、もういなかった。
落し物は龍だか蛇だかの刺繍されたお守りだった。
どうしようかと思ってたら、おばあさんが手招きして「渡しとくからばんばにおくれ」と言うので知り合いかと思って渡しといた。
多分この辺のタイミングだったと思うんだけど、牛の声みたいな音が近づいてきたのを覚えている。
あと、いつの間にか近くの山にポツポツと明りがついてた。
提灯みたいなのが一定の間隔で。
おばあさんはお守り受け取ると駅から出てった。
それと入れ違いにさっきのお守りの子が来た。
「さっきお守り落としたやつ、おばあさんに渡しといたよ」て言ったら何とも言えない嫌そうな表情になったので、慌てて謝罪。
渋々ながら許してくれた感じで、手を引っ張ってきた。
ついて行くと駅の外に出ちゃって「電車待ってるから戻らないと」て言うと「電車こない!こっち行って!」と道を指さされ更に引っ張られる。
子供なのに力強いなと思いながら引っ張られるがままに小走りでしばらく進んだ。
民家とか電柱並んでんだけど、どこも薄暗いし古ぼけた感じ。
何分か歩き進むと橋について、その子供は「戻っちゃだめだよ!ばいばい!」だけ言ってどっか行っちゃった。
連れまわしてここから放置かよ、とちょっと憤りながらも橋の向こうの明るい方へ進んでみた。
そしたらだんだんお店とか見えてきて最終的に阪急の長岡天神駅に着いた。
その後は、物凄く動揺しつつもちゃんとお家に帰れました。
家に帰って調べたけど、すたか駅なんて存在しないよね?
ちょっと落ち着いてきたからまとめて見たけど読みにくい文章でごめん。
何か分かる人いたら教えて下さい。