数年前サイパンのホテルに宿泊中のこと。
旦那が買い物中、お昼に風呂は行っていたんですよ。
すると、風呂の壁からザックザックと軍靴の音が聞こえ、洗面台の鏡からも軍靴の音が迫ってくるのです。
で、私は恐怖の余りベッドに滑り込み薄くて周囲が見えちゃうケットを被ってブルブル震えてた。
すると、ブッ!ブッ!ブッ!ブッ!と音を立ててドア近くから広い部屋の一つずつ電球が消えていったのです。
そして、全部が消えたとき震える私の枕元に軍服(上官)着用の若い男性が立つ姿の一部がうっすらケットを通して見えました。
ガッ!と軍靴をあわせる音、腕を上げ敬礼する布ズレの音が聞こえました。
と、同時に”彼”の思考「自分の部下を日本に連れて行って欲しい。」を感じたのです。
恐怖と同時に哀れみで涙が出ました。
心の中で「成仏してください。私でよければ体に乗ってくれれば日本に帰れます」と念じました。
と、そのときです。
旦那が帰ってきた音(特別室のためエレベーター付き)がし、旦那が部屋を開けた瞬間、全ての電球がなんともないようにパッと付きました。
泣きながら旦那に経過を話しましたが、「真昼間に出るかw」で笑われました・・・。
それから、サイパン行きの話は何度かありましたが怖くていけなかった。
先日、行った時は私の役目は済んだのか恐怖体験はなし。
ちなみに、若い上官はかなりのイケメン風でした。