山ではないがキャンプ中の体験談をひとつ。
10年前に北海道をツーリングした時の話。
暗くなってきたので今夜の寝床を探してると、海岸線の脇にキャンプ場があった。
テントを張るのが面倒だったので、バイクをポール代わりにフライシートをタープ状に張り、地面にマットを敷いて寝転んだ。
その夜、ウトウトしてると突然、足のほうからふわっと何かを被せられた気がした。
はっ!と思ったが何も無い。
周りに人影もない。
おかしなもんだと思って、そのまま寝た。
朝起きてキャンプ場の看板を見ると、『百人浜キャンプ場』とある。
その昔、沖合いで難破した船の水死者が大量に打ち揚げられたそうな。
地面に寝転んでたから死体と間違われたかなぁ?