俺が7~8年前に体験した話。
当時俺は大学の二部学生(夜間ね)で、いつも大学が終わるのは21時過ぎだった。
その日は帰りに本屋に寄って、長々と立ち読みして本屋出たのは23時を過ぎていた。
んで、自転車をこいで帰りを急いだ。
いつも通る地下道の入り口が見えて来て、中に黒いワンピース着た女の人が入っていった。
こんな時間にここを人が歩いてるなんて珍しいな
とか思いながら俺も地下道に入っていった。
・・・が、さっき見た女の人はいなかった。
女の人が入ってから俺が入るまで、そんなに時間は経っていない。
地下道は200m位ある。
例えその女の人が走っても出られるほどの時間は経っていない。
その瞬間、俺は怖くなって全速力で地下道を抜けた。
後ろを振り返ったらなんか居そうな気がして、振り返れなかった。
んで後日談みたいなもの。
一年位経って、地下道で見たのは幻覚だと思うようになった。
別に心霊スポットでもないし。
まあビビりだから通ることは無かったけどw。
弟が買って来た東北怨念地図って本、借りて読んでたら、あの地下道での他の人の体験談が載っていた。
内容は俺が体験したのとほぼ同じ。
ただ違うのは、その人はバイクに乗ってたってことと、後ろを振り返ったこと。
後ろには女の幽霊が乗ってたこと。