ディアブラザーという映画

カテゴリー「日常に潜む恐怖」

実話が元になっている映画『ディアブラザー』。

無実の罪で捕まった兄を助けるべく、子供を育てながら猛勉強し、凄まじい努力で弁護士を目指す妹。
何年もかかって司法試験に合格し、証拠集めに奔走。
無実を証明し兄が塀の外へ出られたのは、実に18年後の事だった。

ストーリーはそこで終わり。
長い年月はかかってしまったけど、めでたしめでたし、素晴らしい兄妹愛じゃった・・・と続けて、特典映像に収められてた監督と妹(演じた女優ではなく実在の弁護士になった妹さん)の対談を見てたら、どうも違和感。

まず、なぜそこに話の主でもある兄が居ないのかが不思議だったし、対談が進むにつれ、実はお兄さんは出所からわずか半年後、交通事故に遭い亡くなっていた事がわかった・・・。

運命ってなんなんだ・・・とか、この特典観てない人にとってはハッピーエンドのまま終わってんのか・・・とかもやもや。

その後アンビリだか丸見えだかで、元になった実話を紹介していたけど、それも兄が亡くなった事については全く触れず、良かったね~みたいな雰囲気でまとまっていた。

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