場所まで晒して書いちゃうけど、川口市の元大手デパート店の所で見た親子。
今日、友人と自転車こぎながら、歩く人よりは早い程度の速さで走っていた。
すると後ろから、何か騒がしい声を上げる女性が、勢いよく俺らを自転車で追い越して行った。
その後ろに、息を荒あげながらついて行く小学1~4年生ぐらいの男の子がいた。
俺らは懐かしい学生時代を思い出して、「ああーw親と一緒にトレーニングかなーw」と見ていたのよ。
ただ、少し先の坂道で女性が減速していて、俺らは男だし追いついたんだ。
母親:「そんな、わざとらしく息荒あげないの。気持ち悪い。気持ち悪い走り方しないの。もっとダメ人間になるよ!上みてワザとらしく疲れた振りしないの!サッカー選手は10キロを息も切れず全力疾走するのよ!?気持ち悪い、体調も悪いみたいだし晩御飯あげないからね。てか、その見ていて悪寒がする気持ち悪い走り方やめなさい!!!!!」
そう超怒鳴ったかと思うと、曲がり角で止まって、「もーーーう!!!」とかなりヒステリックな大声を母親が出して、ドタン!バタン!とかなり大きな音しながら自転車を止めて、子供の元へ向かった。
いい加減、俺らも異常性に気が付き立ち止まってしまった。
子供は何度も嗚咽しながら、母親の顔を見てた。
母親は両手でしっかりと男の子の肩を掴んで、「学校でも1時間目を”熱が出た”とか、せっかくのバランスいい朝食をゲロって戻したとかで、保健室で休んじゃうし!もったいない。ああー、その一時間無駄にしただけで将来の選択肢が一つぶれちゃったね~?それにね、五時間目終わったら、先生を利用して家に電話かけてくるんじゃないわよ!大人同士の会話がどれだけ面倒か分かってるの?それに迎えに来てくれたら帰れると思っていたんでしょ?だからワザワザ塾まで連れてってあげたのに・・・・・・。その塾でも熱出して、向かいの電話を寄越させるとか、甘えるのもいい加減にしなさいよ!」
子供は何度も嗚咽しながら、涙目で「ごめんなさい、ごめんなさい」連呼してた。
母親:「ワタシの子なら、ワタシより早く家に付ける筈よ!ワタシより遅く家につくなら家に上げないからね!それに九九を暗唱しながら走らないと、許さないからね!!!!!!!!!」
そう言って猛スピードで母親は走ってった。
その後ろでゲロを吐く男の子に見向きもせずに。
本当に見ていて心が痛んだわ。
俺らは流石にヤバイと思って、俺は母親を追いかけ。
友人はゲロはいてる男の子に水とポカリを買って走って。
オレ:「子供ゲロはいてますよ?」
母親:「あんなの仮病よ。熱だって運動してれば熱くなるのよ」
オレ:「立ち聞きしただけですが、酷くないですか?せめてカバンとか持ってあげたらどうですか?」
母親:「よそ者にそう言われる筋合いはありませんっ!」←そう言って子供名前を言い走りだす。
オレ:「おい、待てよ!!」
母親:「きゃー、ここに犯罪者がいますー!犯されます―!(棒読み)あは、アハハハハ!」
そう言いながら、なんか笑いながら走ってった。
男の子の方は、友人がしっかりと看護してた。元運動部なだけにしっかりとしてた。
男の子は何も言えないほど衰弱してるし、困り果てていると、うろたえる俺らを見て、ご老人が通りかかってくれた。
事情を話すと、なんか結構有名な親子みたいだった。
老人:「貴方たちのしたことは、今どきの子にしては良い事だ。でもね、この子がこの後どうなるか考えたかい?」
曰く、俺らに関わったことで、この子がその後母親にどういう目に遭うか。
やれ、お前がしっかりしないから変な二人に絡まれたんだ、お前がダメダメだからワタシがこういう目にあうんだ。
どうやら、昔にもそう言う事があって警察沙汰になったらしい。
施設へ電話しているかどうか聞いたら、何人もしているらしい。
じゃあ、なんで動けない?
今、友人が頭を冷やしてやってる男の子が暴れるかららしい。
なんか俺らは怒られたような、やるせない気持ちになった。
ご老人が父方さんの連絡知っているそうで、任せて来た。(警察云々は、男の子の様子と父方さんの帰宅を考えて、するかどうか決める言ってたかな?)
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