目の前で交通事故

カテゴリー「日常に潜む恐怖」

目の前で交通事故が起きたこと。
生まれて初めて本気で人を殴ったこと。

幼児が道路に飛び出して車に轢かれそうになってたところを目撃した。
すかさず自分の後ろに居た女の人がその幼児を庇って道路に飛び出して車に轢かれた。
庇った女の人は意識はあるものの頭が血だらけで車の運転手と自分とで応急処置しながら病院に電話して救急車が来るのを必死で待ってた。

道路に飛び出した幼児は無事だったんだけど、女の人が庇ったときに引きずってしまってたから腕に擦り傷ができていた。

女の人の手を握りしめながら『もうすぐ救急車来るからね・・・!』と励ましていた背後でその幼児の母親が登場。

運転手が的確に事情を話した末、母親が一言。

『この子ケガしてんだけど一緒に救急車に乗っけてもらえる?この子の治療費はアンタ(運転手)が払ってくれるんだよね?これから仕事あんのにホント最悪だわ~』

目の前の女の人はほったらかしか?

運転手がこの方はアナタのお子さんを庇ってこうなったと説明済み。
擦り傷ごときで救急車だと?お前が子供を見張っていなかったせいで・・・など色んな思いがこみ上げてきて気がついたらその母親殴ってた・・・。

殴った瞬間、いつの間にか集まったヤジ達から拍手をうけて母親は大泣き。
女の人は助かったものの頭を何針も縫う大怪我をしてたのに、その母親は最後まで目を見て謝罪&お礼を言わなかった。

庇ったときの幼児でさえもちゃんと謝ってたというのに・・・。

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