名古屋市緑区にある実家での話を書いておきます。
里帰りした私が就寝しようとすると、部屋にある物入れの奥で意味不明の声(?)がするので、ネズミでも暴れているのだろうと思い、疲れもあり大して気にせずにその日は就寝しました。
実家は古いマンションなのですが、物入れがとても広かった為に荷物で溢れかえっており、ネズミ等がいても不思議はない状態。
翌日、父の悲鳴(笑)で目が覚めると、その物置の戸が開け放たれ、部屋が妙に荒れていたのですが、父は事情を説明してくれず、翌日に私は東京に戻りました。
後日(とはいっても最近ですが)母から聞いた話では、私が就寝していた部屋の物入れには、隣の部屋の住民が、数日間にわたり入り込んでいたようです。
その男性は、特に精神を患っていたわけではないようですが、奥さんが蒸発して以来、奇行が目立つようになっていたという話です。
父に発見され逃げる時、彼はなぜか笑顔だったようです。
以降、まだ彼は発見されていない為、隣室は半ば空き室と化しているそうです。