去年の話。
託児され続けてノイローゼになり、実家で療養していた奥さん(Aさん)が帰ってきた。
お出迎えしてくれたのは、託児母とその子供。
託児母:「元気になってよかったぁ。うちの子達も心配してたんだよ。Aさんが辛い時は助けるから、逆の時はまたお願いね」
放置児:「おばちゃん、またおかし作ってね」
Aさん:「おばちゃんいっぱいおかし作るから、また食べに来てね」
そう笑顔で返したので、一同ビックリした。
翌日から託児が始まり、せっせとお菓子をふるまうAさん。
夏場だったので、パフェやスムージーなど冷たいおやつを毎日毎日出して上げたそうです。
寒くなってからは、クッキーやホットケーキに兄妹の大好物のカスタードクリームを添えて。
しかも、帰りには「これお母さんにあげてね」とお土産まで持たせたのですが、食い意地の張った兄妹なので、遅い夕食前に全部食べていたそうです。
半年経って見事な肥満児になった兄妹たち。
託児母が「何食べさせたのよ!!」と怒鳴り込んできたらしいけど、Aさんは「おやつに食べさせたのと同じ物をお土産に持たせてるけど」と言って撃退。
そうかと言って託児を辞めることも出来ず、子供達はスクスクと成長を続け、小学校や園から指導を受けるようになった託児母。
今日もせっせと超ハイカロリーお菓子を作り続けてると思うと怖い。