キチガイの担任

カテゴリー「日常に潜む恐怖」

小四の頃の担任のババアが田嶋並のフェミファシストだった。
やたらと男に対して敵意を剥き出しにしていて、それは当時10歳そこそこの俺達にも例外は無いらしく、「昔から私達女性は、あんた達のオヤジやジジイ等の男達に虐げられてきた!同じ悲劇を繰り返さない様、今のうちからあんた達を『新しい時代に相応しい男』に改造する!!」と新学年になった初っ端からのたまった。

恐怖政治の始まりである。

先ずババアは、思想面の「改造」に着手。
男子全員に自己批判をさせたり、身近な男性(父親等)に対する批判を作文に書かせたりした。

そして、学校の係等は家事の基本的作業であるとし、『新しい時代に相応しい男』は家事もこなせねば失格であると。
諸々の係は全て男子のみで振り分ける事になった。
当然男子のみで全部の係をカバー出来る筈も無く、一人で2、3個の係を掛け持ちする事になった。

給食の運搬・配膳も、当然全員男子で、食事中もババア曰く「ユーモアがあって、食事中も笑いを絶やさない様にしないと是からの時代、女の子に相手にされませんよ」と言う事で毎日日替わりで、出席番号順に一人ずつ、お昼の放送が始まるまで何か芸を披露せねばならなかった。
また、給食時や昼休みの机の移動も全て男子の仕事だった。

ある日これに対して学級委員の女子が帰りの会の時間に、「男子ばかりに押し付けるのは非合理的。女子と分担すべき」と述べた。

ババア激怒、その女子に向かい「裏切り者!お前は男権的差別主義者だ!お前は腐っている!お前みたいな危険思想をもった人間は再改造の必要がある!」と言って別室へと連れて行った。

後に聞いた話では、あの後彼女は図書室で、ババアとその取り巻きの女子数人に延々と自己批判を強要されたそうだ。
その後も体制批判した者は皆同じ目にあった。

その後、俺達が五年生の終わりになる頃に、そのババアは周りの教師連中と諍いを起こして辞めてった。

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