医療過誤?

カテゴリー「日常に潜む恐怖」

うちの親父がガンの手術をしたんだわ。
で、手術の時には『誓約書』を書かされるけど、うちの場合は手術自体と輸血についての契約書を書かされた。

手術自体は成功し、術中には幸いにも輸血しなくってよかったが、術後貧血を起こしかけていたので(血液検査でわかったらしい)輸血をしたらしいが、親父は輸血を始めたとたんに真っ青になってガクガク震え、ものすごい熱を出し、意識不明になった・・・らしい。

これは、当時たまたま見舞いに来てくれていた人から自分に電話をもらったからわかったことだが、病院からは一切連絡・説明はなかった。

うちは母親が早くに逝ったので、緊急連絡先は自分になっている。
当然、なにかあったらすぐに連絡するようには見舞いに行くたびにうるさいくらいに病院側に言っていたんだから忘れるはずはない、と思う。

親父の病院は某市にあり、自分が行くには新幹線を使わないといけないし、仕事も休まないといけないが、ヘタすれば医療過誤なんだから、あわてて行ったよ。

で、担当医師に面会を求めると、「忙しい」の一点張り。
翌日の朝、10分間だけの面会が認められ、親父の症状のことを聞いた。
明らかに輸血の血液型を間違えたとした思えない。

そうしたら、担当はふんぞりかえって言いやがった。

「過ぎたことでしょ?助かったんだからいいんじゃないの?あんたみたいなシロートに説明してもわかんないでしょ?」とさ。

親父状態がある程度落ち着いたから、この担当と大喧嘩して転院させた。

「今動かしたら死にます!」と脅迫とも何ともつかないセリフを言われたが知ったことかい。
なんせ、輸血の後、急性の腎炎(?)を起こして、人工透析を数回受けたりもしたし。
このときも連絡はなかったが、病室の隣の人が連絡してくれた。
慢性にならなくって本当によかったと思う。

今は親父は元気になったけど、あのまましていたら間違いなく戒名になっていた。

ちなみに転院した先の病院が、元の病院に今までのカルテ等を請求して、届いたものを自分に見せてくれたが、輸血のことは一切記入がなかった。
書いてあったものを消したりした痕跡があったら医療過誤の訴訟もまだ何とかなるが、中にはこんな医者もいるってことで。

長々と失礼。

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