車種は黒のハイエース

AV仕様の最強媚薬・エロティカセブン

媚薬・エロティカセブン

埼玉の某市に住んでいて、付近の某川沿いを深夜にマラソンするのが日課だったときの話です。

いつからか、マラソン中の川沿いの道路にて、真夜中になるといつも決まった時間に不審な車が駐車しているのを見かけるようになった。
車種は黒のハイエースで、ナンバーは確か「品川」だった。

フロントガラス以外の全窓にスモークが張られ、夜になると近づかない限り、車内は見えない。
あの辺じゃハイエースは確かに多いが、その車の体裁は、どこか非常に場違いな気がして近くを走るたびに気になって仕方がなかった。

ある日、近所の交番のお巡りさんがたまたまその道路へ巡回にやってきていた。
お巡りさんもその車の異様な雰囲気を察したのか車体を一瞥し、フロントガラスから中を覗こうとした。

すると、スモークの張られた後部座席から、いかにも仕事のできそうなスーツをビシッと着た男が一人お巡りさんの前に立ち、一言二言声をかけ、胸ポケットから、なにかを取り出した。

お巡りさんは、それを見て、驚いたようにその男に敬礼し、「これは失礼しました!」ってな感じで頭を何度も下げていた。

俺はそのやり取りを、土手から降り、近づき、立ち止まって見ていたから、ドアが開いた際に、車の中がちらっと覗けた。

車内には、同じように黒いスーツを着た男が、ほかに1人いた。
そして、非常に仰々しいディスプレイのついた大きなコンピューターみたいな機器が設置されていた。
なんかうまく言えんが、船の魚群探知機みたいに見えた。

その男は、こちらに気付いたようで、そのお巡りさんに何かを告げ、車内に戻った。
俺は異様な雰囲気に耐えられず、全速力で逃げた。

お巡りさんは最初少し追いかけようとしたようだがすぐに諦め、もう追いかけてこなかった。
おそらく例のハイエースの男らに制止されたのだと思う。

逃げながらちらっと振り返ると、一人が車内からこちらにカメラを向けていた。
その後、川沿いのあのあたりを巡回する交番が異常に増え、明らかに俺のマラソンコースが集中的に監視されていた。

俺は怖くなって、結局そこを引っ越した。
今でもあのハイエースの男らが何だったのかよくわからん。

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