ネタでも都市伝説でもなく実話体験だが、以前家賃6000円(地方)の糞ぼろい部屋に住んでた時、隣のオッサンが超怖かった。
恐らくヤーサンかも知れなかったが、「うるさい」との理由で絶叫し、部屋を隔てている薄いベニヤ板(暑さ5ミリくらい?)からすごい音とスパナが飛び出して来た!
5箇所くらい飛び出て来て死ぬかと思った。
しかも、その時に限って部屋の鍵(と言ってもおもちゃみたいなものだが)をしていなかった。
その時の恐怖は今でも覚えている・・・。
でも何事もなくすんだ。
普通に生活してて、三ヶ月くらいは居たんじゃないかと思ったけど、一度も顔を会わす事がなかったのは不思議だ。
一体何者だったんだ???
まぁ、安すぎる物件には手を出さないのが賢明ってこったろうね。
似たような体験だが、同じく安アパートに住んでいた時の事。
ダチがアパートに集まり飲み会をしてたら、隣からウルサイと壁を叩かれる。
飲み会終了後、駐車場までみんなでゾロゾロ歩いて行ったら、駐車場に隣のオッサンが自分の車の中で何かを探している。
うちらが自分の車に乗り込もうとした時、オッサンが「おまえら金を盗んだろう、返せ殺すぞ!」と言ってきた。
なんの事かわからずみんなシカト状態。
次の瞬間、オッサンが自分の車にダッシュ!
車の中から日本刀を持ち出し切りかかってきた!
ヤバイ!と思い、その場からみんな蜘蛛の子を散らすように一斉にダッシュ!
誰が追われても恨むなよ~と思いつつ振り返ると、オッサンがなにか叫びながら追いかけてくる!
「なんで俺が追われるの!運悪すぎるぞ俺!」と思いながらとことん逃げた、ひたすら逃げた。
追われる恐怖で半分泣き出しそうになりながらただひたすら逃げた。
15㎞位は走った。
振り返るといつの間にかオッサンはいなかった。
疲れ果てながらダチ達に電話をして、近くのコンビニに集合。
もちろん警察にも通報。
その日は怖くてダチの家に泊まり、次の日に警察から電話来た。
内容は『隣の住人は逮捕したからもう大丈夫だよ』と。
ヤクで前科有り、逮捕時にもかなりの錯乱状態だったらしい。
住んでたアパートは即解約して引っ越した。
安アパートは恐怖が潜む場所だ。