所有者の末路

カテゴリー「日常に潜む恐怖」

ダイヤが発見されたのは9世紀。
インドの西北部ガット山脈のバルカット峠のふもとで、ある農民が畑を耕していると、クワの先端に何か硬いものが当たった。
そのまま掘り起こしてみると、見るも美しい青く透明な石が現れた。
宝石商に持っていって鑑定してもらうと、279カラットもあるダイヤだということが分かって、農民は大喜びした。
以下所有者の末路である。

発見者の農民・ペルシアの軍隊が攻め入ってきて、必死に握りしめていた農民の腕ごと切断されて奪われるという悲惨な結末となった。

ダイヤを奪ったペルシア軍の隊長・ダイヤを献上する予定だが自殺。
17世紀に仏像に埋められるが盗まれる。

フランスのタベルニエ・盗んで仏本国に帰還。
王室に売り多額の富を獲るが事件で没落、狼に食われる最後。
マリー・アントワネット・入手後革命でギロチン台で首切られる。
ヘンリー・ホープ・ロンドンの大銀行家。数々の不幸に見舞われ、最終的に破産。彼が所有していた時に「ホープのダイヤ」と名づけられた。

他にも災難をもたらすけど多いため割愛。
現在、ダイヤはスミソニアン博物館の人気展示品になっている。

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