10年前父側の祖父が亡くなった。
ストレスによる衰弱が死因。
ストレスの理由は今まで暮らしてた先祖代々の大切な土地が奪われ、裁判を行おうとしたが弁護士は奪った奴らから賄賂をもらっており裁判はできないの一点張り。(賄賂は死ぬ間際に聞かされた)
亡くなって数ヶ月後、土地は売られて焼肉店となった。
その店は奪った奴らが勤務する会社が経営しているらしい。
が、開店して3日も経ってないのに強盗入った。
一人死亡。
二ヶ月後食中毒発生。
しかもその後の調査で食肉偽装がばれる。
焼肉店は潰れた。
運営した会社は店長の独断と言う。
店長はその後行方不明。
会社の業績が傾き出したころ、会社員の不審な死。
土地奪った奴らは出張中に電車の脱線に巻き込まれて重症。
入院中に発狂。
聞いた話「やめろ?!殺さないでくれ!ふじきょあぢゃぶりゃ!」言ってたらしい。
そのあと社長は会社で焼身自殺。
自殺したその日に奴らも死亡。
噂大好きな母の友達が言ってたのを聞いて背筋が凍った。
友達は「おじいさまが復讐したのかもよ!」と笑いながら言っていたがその通りかもしれない。
なぜなら死ぬ間際祖父はあの奪われた土地のことを話した後に「憎い!心底奪った奴らが憎い!殺してやる・・・たとえわしが死んでも、絶対に復讐してやる」と言っていたからだ。
あの時の憎しみに震える顔は消防の頃の俺にとってものすごいトラウマになってる。
その土地は今も更地。
新しいテナントもいく度となく潰れる。
久しぶりに通りかかった時に思い出して花を買ってきてそこに添えた。
おじいちゃん、復讐は果たせたのかい?60年後そっち言ったら教えてくれよ。
更地でカキコ。
フェイクあり失礼しました。