部外者を寄せ付けない地域

カテゴリー「日常に潜む恐怖」

俺も田舎住まいだが、あるとき山の中を突っ切ってる県道を地図で見つけ、運動がてらロードバイクで走りに行ったんだ。

だいぶだいぶ山の中を走って、山を一つ越えたあたりから田んぼが広がっていた。

時期は初夏。
人気もなく暖かい日差しの中、道は下り坂で気持ちよく遠くに見える集落に向かって行った。

最初に道路標識かと思って見た白い看板には、でかでかと赤字で「この先○○部落!よそ者の立ち入りを禁ず!」って書いてあったよ・・・。

俺は思考停止して惰性でそのまま走ってしまったんだけどね。
家々の中からさ、ジジババ共がこっち見てるわけよ。

どこで引き返そうか迷ってる間にどんどん奥まで行っちまってさ・・・。
また山道になりそうだからそこで引き返したんだよ。

そしたら帰り道、全ての家でさ、中からこっちを伺ってる人影が増えてやんのw
家々に数人の人影がじっとこっち見てるわけよ。

割と急ぎ気味に駆けて脱出したけど、あいつらに内輪の相談させる時間を与えていたら俺、どうなってたことやら・・・。

2010年にもなって排他的な村落ってあるのね・・・。

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