その男が選んだ女が・・・

オカルトじゃないけど俺的に不可解な体験だったんで雑談代わりに。

忘年会があったんだ。
社長婦人とかわりと綺麗どころの集まる会なんだが、そこに身なりのいい36歳青年実業家が「俺の婚約者です」と連れて来たのが、どう見ても老婆。

体ガリガリで髪ほぼ真っ白、顔はシワだらけだし、しかも言っちゃ悪いがすっげーブスなんだよ。

あと声がおかしい。
何言ってんのか聞き取れない。
全然喋んないがたまにボソリ。

「ダバボ・・・・(煙草吸っていいですかと聞きたかったらしい)」
「ボビンブ・・・・(ドリンクお願いという意味らしい)」

とか。

男が「俺の二つ下です」と紹介してびびったわ。
六十過ぎにしか見えん。
肌はくすんで黒いし。
口臭も酷くて、見た目と悪臭のダブルパンチに、その場の全員イライラしてた。

目の前にグロ画像置かれてるようなもん。

男は「今日彼女のご両親に挨拶してきました」と目をキラキラさせ報告してる。
マジで何かのドッキリじゃないか?と、多分みんなそう思ったろうけど、身分証の提示が義務付けられてて、少なくとも年齢はウソじゃなかった。

俺はその男と面識が無いので、この先も確認は出来ないと思う。
だから年末の暇つぶしに誰か推理してみてくれないか。
何だったんだ一体。

忘年会は関連企業の人間が集まる行事で、夏には暑気払いがある。男は夏も来ていた。
その時も今回も、でかい会社の社長が娘を連れてきていた。
短大出たばかりの21。
目玉飛び出るほどの美人だった。

悔しいが俺など見向きもされない。
でもその男は仕事が有能に留まらず、容姿もいい。
181センチのスポーツマン。
社長令嬢デレデレだった。
父親もまんざらでもなさそう。

なのに今回の事態だよ・・・・。
社長令嬢、目が点になってた。

政略結婚が持ち上がるとしたら、関連企業だから「あ、どこそこのお嬢さんね」と、大体身元はわかる。

しかし男の連れてきた婚約者は、満場一致で「誰このババア?」状態。
身分証の姓にも、誰も心当たりが無い。

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