うちの父親は20才の頃黒部のダム建設に参加していた。
父にとって始めての大きな工事だったんだが、本当に落盤とか多かったらしい。
そして落盤で相当死んだらしい。
一度父も落盤で入り口が塞がれたらしいが、全員無事で水もあった為、救助が後回しになりそうな事になった。
3日待てと言われたそうな。
結局その時は半日で出れたそうだが、しょっちゅう起こるせいか救助もままらないらしく、全員の生死、ケガ、水、空気穴を確認して無事なら暗闇に食事なしでしばらく放置とかあったそうな。
当然そんなだから落盤後の補強工事も後回しになりがちで、邪魔なとこの土よけて、ちょっとつっかえ棒したくらいで重機もそのまま放置、でも重機は使うから
落盤が起きた所に取りにいかなきゃならない。
そんな時、現場の作業員は独身の若い奴等に落盤があったの内緒にして取りに行かせてたらしい。
それこそ昨日死亡事故が起きていつまた崩れるかわからないとこへ。
万が一死んでも妻子持ちよりマシだから。
当時結婚のケの字もなかった若造の父は数回はそんなとこに行かされたらしい。
半分は冗談でも半分は本気の死の順番があったそうな・・・。