死を覚悟すると冷静だった

カテゴリー「日常に潜む恐怖」

アメリカに遊びに行ったときに(語学留学名目だけど)、リトル東京の横のミツワというスーパーの駐車場で降りて、買い物をして車に戻ったら、後ろから拳銃突きつけられて金を取られた。

そのまま逃がしてくれるかと思ったら、車に乗り込んできて、「ミツワの横の一方通行の道を行ってフリーウェイの10に乗れ。良いと言うまで進め」と言われた。

あぁ、死んだな・・・と覚悟を決めて、一方通行をあえて逆走したら警察が来て捕まった。

後ろの奴等が立て篭もる可能性も考えてはいたが、直ぐに出て行ったので、事情を説明して難を逃れた。

死ぬほど怖かった。

それと、同じく日本から留学してた女の子が薬中の彼氏(白人)に殺されて、その白人が血まみれの全裸でその女の子を屋根に持ち上げて吼えてたのは怖かった。

ルームシェアとかでもなんでもなくただ同じマンションで、話をしたりしたことあっただけに余計に怖かった。
日本は絶対マシだと思った。

同じアパートで日本人の女性が語学留学してて、偶々仲良くなって話もしたりしてたんだよ。
そして、白人の彼氏の方も何度か話をしたことがあったんだけど、ある日、部屋の外から叫び声というか、人がオオカミとかを真似て遠吠えする声が聞こえたんだ。

怖くて最初は無視してたけど、住民やらが中庭に出て、屋上付近を見てるのが部屋の窓から見えたから、俺もベランダに出て見上げてみたんだ。

そしたら、屋根の上に白人が全裸になってて、血まみれのまま吼えてた。
その横には、血まみれで死体となった日本人留学生が横たわってた。

警察が来てその男は取り押さえられてたけど、夜中にあんな光景は死ぬほど怖かったし、知り合いが殺されてるという事実に若干寒気も走った。

翌日の日系新聞にも小さく載ってたし、語学学校でも話題になってたけど、彼氏が薬物中毒で殺害って事件だった。

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