医者の全てがそうではないが・・・

カテゴリー「日常に潜む恐怖」

前にテレビで観た医療事故の被害者の話が後味悪かったわ。

小学生の男の子にあり得ない量と速度の点滴をうち、その少年は死亡。
遺族が病院に確認をしても「適正な処置だった、点滴と死亡は関係ない」と相手にしてもらえず。

カルテの開示請求をし、そのカルテを伝手を頼りに別の県の医師に見てもらうと、「体重から考えてもこんな大量の点滴はありえない。輸液の速度も早すぎる。明らかに心臓に負担がかかっているしおかしい」と言われ、その他複数の医者からも同じ意見を貰う。

その意見を元に裁判をしようとした途端、「裁判するのなら、自分の発言はなかったことにして欲しい」と言われ着信拒否される。

何故か同じ日から他の医師からも同じことを言われ、どの医者とも連絡が途絶える。

最初は「医療に携わる人間として見逃せない」と言っていた医者も逃亡。
テレビ局が取材を申し込んでも回答すら無し。
裁判を起こすだけの材料もなく、遺族は泣き寝入り。

結局、誰が悪いのか何が悪いのか、大事な一人息子が何故死んだのかすら解明されないままで、息子の命日が終わった夜に絶望した母親が自殺。

「もう何のために生きていけばいいのかわからない」と、まだ40代なのに60代に見えるほど疲れ果てた父親が言っていた。

ドラマや小説じゃ、医者が証言してくれたり協力してくれるんだろうけど、現実はこんなもんなんだなぁ・・・。

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