学生の頃ラーメン屋でバイトしていました。
学校が終わってからなのでディナータイムも終わった22時から閉店までの時間帯に入ることが多く、その日も閉店まで入っており、終わったのは確か夜中の1時過ぎでした。
自宅からバイト先のラーメン屋まではチャリで10分位、他の人はみんな遠くて車だったので真冬の夜中の寒い中1人でチャリで帰っていました。
帰る途中、角を曲がったところににアパートの駐車場があるのですが、その角に近づいたときに何かボソボソ声が聞こえました。
なんだろうと疑問に思いながらも角を曲がって駐車場の横を通ったとき、タイヤ止めの石に向かって土下座しながら「ごめんなさい、ごめんなさい」とボソボソと謝ってるおばさんがいたのです。
そこから自宅までは5分位、追いかけてこられたらどうしよう・・・と思い怖かったのですが全速力で遠回りして帰宅しました。
あのおばさんには何が見えていたのでしょう・・・。