人の恐怖が大好物な叔母

昔兄の親友のおうちがそこそこお金持ちで、ボロいけど某避暑地の山の中に別荘持ってて何度か借りて泊まったことがある。
初めてお邪魔した時俺は園児で、親戚も何人か来てて大所帯だった。

そこはいくら避暑地とは言え夏の盛りで山の中だから虫が出る出る。
家では蝶を捕まえたりダンゴムシで遊んだりとか普通にしていた俺だが、そこでは見たことない虫が多くてビビリにビビっていた。

そんな俺は時間短縮も兼ねて伯母と一緒に入浴することになった。
家の風呂と比べて暗いし、窓の外に虫ウヨウヨだし、ガクブルな俺を尻目にまず伯母が湯に浸かった。

俺が「今ここに虫出たりしたらどうしよう・・・・・・」と、伯母に昼間その別荘で見た異様にでかいコオロギのような虫のことを体を洗いながら話していたその時、風呂桶の底から、茶色く長い虫の足がぷかーと浮いてきた。

悲鳴も上げられず硬直する俺。

それを見ながらも「あー大丈夫だよ、今捨てちゃうから」と、平気そうにそれをすくって溝に捨てる伯母。
そして、第二?として残りの足と本体が浮いてきた。

今度こそ俺絶叫。
何故かそれ見て笑う伯母。

その後詳しいことは覚えていないが、その別荘で見る虫“だけ”完全にダメになった。
ちなみに、でかいコオロギだと当時思っていたが、実際はカマドウマだったと思われる

余談だが、後に伯母は「私も怖かったけど、N(俺)ちゃんビビってるの見てたら面白くてかえって平気だったわ~」と語っている。

一発殴りたいと思った俺は間違ってないよな?

この伯母は他にも幼少期、俺の母や叔父が怖がって泣いているところに、何度も怖い話を聞かせ続けたり、従弟(2歳)に対してお焚き上げの時に「ほら~今おじいちゃん燃えてるよ~」と言い、まだ存命中の祖父の方を「おじいちゃん」と認識している子供を完全に硬直させたりと色々やらかしている。

いたずら心なのか、それとも本気で性根が腐ってるのか・・・。

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