ただの風邪でもとんでもないことになる

カテゴリー「日常に潜む恐怖」

グロ?と長文注意。

私が中学上がりたてのときの家庭内修羅場。

当時、兄も高校に上がりごく普通の生活を送っていた家族。

ある時、兄が風邪を引いて寝込んでしまった。
母は普通の風邪だと思って普通の看病をしていた。
市販薬とかも飲ませてみるけど何日経っても治らない。
とうとう兄の意識が朦朧としてきてほっぺた叩いても「うぅー・・・」としか言わない。

ある日、学校で体育祭が行われた。
その時までは必ず両親揃って学校行事には来てくれてたけど、兄の様子がどうしてもおかしいからと、救急車を呼んで病院へ行った。

初めての一人ご飯で寂しくもあったが仕方ないと思って友達と食べた。(その友達も親が仕事の都合上一人)

で、体育祭も終わって疲れて帰ったら家には誰もいない。
ベッドに倒れ込むとバタバタと音がして母が血相変えた顔で「お兄ちゃんが大変だ!!」と言って訳のわからない顔をしている私の手を引っ張り病院へ。

病院について医者から聞いた話では鼻腔から細菌が脳内に入り膿んでしまっているらしかった。

風邪で弱っているところに細菌が入り頭がありえないくらい腫れていた。
だから緊急手術で膿を取り出すとかしたらしい。(ここら辺が記憶が曖昧になっている)

それから一ヶ月くらいの入院と言われたが、何か合併症を引き起こしていたらしく、そこから一年の入院になった。

若い分進行も早かったとか。
死ぬ一歩手前だったらしい。

何が修羅場かと言われれば手術している間の両親。

父は母をなぜ早く病院に連れて行かなかったのかとか色々罵倒。

私が悪いとただただ泣く母。

母を庇う私。
当時にしてみれば頓珍漢な庇い方だったかもしれない。

「医者でもないのにそんな判断はできない!」とか「お父さんも連れて行かなかったじゃないか!」とか・・・。

とりあえず泣く母が可哀想だった。
子育て?は一方だけの負担じゃないと思ってたからそんな庇い方をしたのかもしれない。
でも今思えば3日風邪が治らない時点で行くべきだったよな、病院と思っている。

ダラダラ書いてごめん。
というわけで私が体験した一番の修羅場でした。

今は兄も回復して言語能力と右半身に若干問題あるものの普通に生活は送れてる。
ただ、私が何かあったら絶対病院!と過剰反応するようになった。

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