高校一年の時の話。
繁華街のデパートの前を歩いていた時、視界の上の方の端に黒いものが入ってきた。
だんだん大きくなりながら近づいてきて、最初、看板か何か落ちてきたと思ったんだよ。
そしたら大きな石を落としたようなべりって感じの音が二回して、そのあと直ぐに外国の方のオーマイガッって叫び声が聞こえたの。
何か落ちてきてバス停の屋根にぶつかってバウンドた。
落ちた物体見てみたら黒づくめの服を着たおばさんだった・・・。
ほんの斜め5m先に落ちてきて車道の真ん中に綺麗にうつぶせに転がってた。
落ちる場所とタイミングがずれてたら人が下敷きになるか車に轢かれるとこだったと思う。
その時一番印象に残ったのは外国の方は本当に「オーマイガッ」っていうんだなってこと。
落ちた直後は血は出てなかった。
あとからもう一回現場に行ったら道路の排水溝に大量に血が流れてた。
翌日、新聞で見たがデパートの屋上からの自殺で即死だったらしい。
十数年前の名古屋栄初夏頃の個人的にトラウマな話。