置手紙にはこう書いてあった

カテゴリー「日常に潜む恐怖」

日常に潜む怖い系でいくつかご紹介・・・。

【何かを録音したらしいテープ】
中学生の時、家から少し離れたところに明らかに誰も住んでいない廃墟がありました。
壁一面に蔦(つた)が生い茂っていて、いかにもって感じの一軒家。

ある日の部活明けに同級生8人で忍び込むことに。
時間は夜8時頃。
表のドアが開かなかったため裏へ回り窓から侵入。

真っ暗な中、懐中電灯の照らした先には何故か無数の人形と、ボーリングのピンが壁に沿って並べてあった。
お祭り気分で乗り込んだものの、この時点でかなりテンションはダウン。
8人もいるのに口数はかなり減った。

皆、帰りたかったがせっかく入ったんだからともう少し捜索してみる事に。
奥に進むと、そこは畳の部屋。
かなり痛んでいたらしく、歩く度に足が畳を貫き、そのたびにギャーギャーわめいた。

次にリビングのような部屋に進んだ。
真ん中にはテーブル。
見ると何か置いてあった。

近づいてみるとそれは1枚の置手紙と何かを録音したらしいテープ。
置手紙にはこう書いてあった。

『お父さんありがとう』

特に怖いことが書いてあったわけじゃないのに。
何か寒気を感じて俺らは撤退することにした。

【トマトジュース】
八年くらい前に、男友達が某野菜ジュース会社の工場で夏季限定のアルバイトに行った時の話。

その工場は、どこか山の方の自然豊かな所にあったんですが、働く環境的にはいい所ではなく、毎日暑くて大変らしいんです。
工場の外?にトマトを保管してある倉庫があって、彼の仕事はそこからベルトコンベアに乗って流れてくる芯の部分を丸くくりぬかれたジュース用のトマトを、痛んだりしてないか識別する事。

かなり過酷な仕事で、うだる様な暑さの中屋内での単純作業で段々頭が煮詰まってくるらしいんです。
山の中なので、カブト虫などの虫が工場に紛れ込んで流れてくるみたいなのですが、病んできた従業員(彼ではないです)くりぬかれたトマトの穴にそのカブト虫しを押し込む。
カブト虫し入りのトマトは、そのままトマトをすり潰してジュースにする機械へ。

このような事が当たり前にあったらしい・・・。

今はどうかわかりませんが、それを聞いてから大好物だったトマトジュースは一切飲めなくなりました。

【蓄膿症の治療方法】
高校一年の冬。
蓄膿症で入院し手術を受けた。
蓄膿の手術というのは、頬骨の表面に付着した膿を削るもの。
今は知らないが、当時の手術法はノミとトンカチでガンガン削るものだった。

上くちびると歯茎の間にメスを入れて、ベロンとめくり、その隙間からトンカチを入れ、ガンガン削る。
当然、頭部が動くから看護婦がしっかりを抑えている。
少し間違ったら、鼻の奥にある脳みそを破壊する危険があった。
その時は、部分麻酔だったので、手術中も意識があった。

手術の途中で天井あたりから声が聞こえた。

「息子さんのベンツが壊れたそうです」。

医院長らしき人が応える。

「今、手術中だ。後にしろ、後に」

こんな手術スタッフに囲まれている状況が怖かった。
ちなみに精神的ショックで精神科に行く人もいると、後で知った。

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