ザ・虐待

カテゴリー「日常に潜む恐怖」

日常に潜む怖い系でいくつかご紹介・・・。

【施設へ連絡するべきだった】
以前住んでたアパートでの話。
22:00位になると、外で「コンコンコン」って音がして話し声が聞こえるんだわ。
その頃は仕事が残業多いとこで、22:00過ぎて帰宅する日のほうが多かったんだけど、早く帰った日は必ず聞いてたので、下の階の奴が猫に餌あげてるのかなー?くらいに考えてた。

半年位して、寒くなり始めた頃、風邪引いて会社休んでたら、また「コンコンコン」って音がして、聞き耳立ててたら、なんか罵声の様な音とバシバシ叩くみたいな音がした。

こっそりカーテン開けて下を見たら、大人の女が子供を叩いてるんだわ。
で、「おまえがなー!おまえがー!とっとと飯食えよ!」とか、女が声をあげながら子供を叩いてる。

子供は無表情でずーっと叩かれてて、俺は怖くなってドキドキして布団に戻った。
一週間くらいしてふとその部屋を見ると空き家になってた。

大丈夫だったのかな。

【込められた憎悪】
7月の事なんだけどウチから見えるゴミ捨て場に一本の笹があったのよ。
けどそのゴミ捨て場はきったねぇ駐車場に隣接してるから使ってる人がいない。
そんな場所の笹にさ、七夕が近づくたびに短冊が付けられていってるんだわ。
ゴミ捨て場の笹にだぜ?

気味悪いけど、なんとなく気になったから見に行ったら結構な量の短冊が上から下まで付いてた。
パっと目に付いた短冊見たら赤い文字で「○○消えろ」って紙一杯に書いてあんの。

それだけじゃなくって他の名前、他の筆跡、もっとえぐい表現で願いみたいなの書いてあった。
その笹と短冊が気持ち悪いというより、込められた憎悪みたいなモノにゾクっとした。

しばらくして回収業者が持っていったけど、来年もあるのかなって思うと気味が悪い。

【おばさんのスペック?】
小学三年生のときの話。

一人でペットショップの犬を見てたとき、急に隣にいた知らないおばさんが「このワンちゃん可愛いね、欲しいの?」と話し掛けてきたんだ。
とりあえず「はい」、と返事したらそのおばさんが急に笑い始めた。

気味悪いな・・・と思っていたら今まで見ていた犬が急に痙攣し始めて、そのまま店員さんにどこか連れて行かれてしまったんだ

そしたらそのおばさん、急に真顔になって「残念だったね、死んじゃったよ」って言って店からいなくなった。

今でもペットショップ行くとあのおばさんのこと思い出して気味悪くなる。

ブログランキング参加中!

鵺速では、以下のブログランキングに参加しています。

当サイトを気に入って頂けたり、体験談を読んでビビった時にポチってもらえるとサイト更新の励みになります!