![cat5_eyecatch カテゴリー「怨念・呪い」](https://hessionchiro.com/wp-content/uploads/parts/cat5_eyecatch-800x420.png)
ウチの婆ちゃんから聞いた話。
昭和10年くらいに近所のおっさんが親子連れの猿を見つけて銃を構えたら、親猿が手を合わせて頭を下げて拝むような動作をしたらしい。
一緒にいた人が「撃つのはやめろ」と諭したが、そのおっさんは構わずに子供、親の順番で撃ち殺したらしい。
しばらくしてからそのおっさんの子供が病気で相次いで亡くなり後を追うように嫁も死んで、おっさんも程なくして亡くなったらしく、「あいつは拝み猿を殺して家が潰れた」と当時は大騒ぎになったらしい。
婆ちゃんは「だからあんたも拝み猿だけは撃ったらあかんよ、絶対に祟られるから」と真顔で言われたが、そんな事注意されても困るわと思った思い出。