死ぬ直前のような色の肌

カテゴリー「怨念・呪い」

ウチは隣家が死人でまくりのいわく付き物件。
家主以外の人間が出て行ったり亡くなったりした後、最後に男が一人だけ残され、不幸になって出て行くのがお決まりのパターン。

そこが一時的に空家だった時に、ウチの父と管理組合代表の人(Aさんとしておく)が、いい加減お祓いすべきかどうかという話になり(DVの騒音が酷かったため)、相談の末、確認のためにその家の玄関の屋根付き室外機にリ◯ちゃんを置かせてもらった。

その結果、一晩で見事なまでに白と青赤黒の斑模様をした死ぬ直前のような色の肌になり、(誰かを看取った人ならわかると思うが、死の瞬間の色)髪もストレートだったのがカールしたように伸びたリ◯ちゃんが出来上がった。

人形を一晩置いた程度でこれはヤバイだろ、とAさんとお祓いをすることに決め、その日はAさんが件の人形を管理組合の集会場に置いていくと言って帰宅。
その晩に集会場でボヤ騒ぎが起こり、火事でもないのにAさんは亡くなった。
理由は突然死と後に聞いたが、家族の方も既往歴がないため訳わからんと言っていた。

で、騒ぎの収まった翌々日、父がその土地の産土神さんの神社から神主さんを呼んだんだが、はっきりと「先代が応急処置をしてもダメだったので無理」と言われた。
先代の頃から対処はしていたらしいが、その他の情報は何も教えてくれなかった。

で、それから10年以上経った訳だが、前述のリ◯ちゃんは行方不明なうえに、今も隣家からはDVの音がしている。
「その家ヤバイんですけど」とも言えないし、「リ◯ちゃん知りませんか?」とも言えないし、どうしたらいいのやらわからん。

オチがないし現在進行形の話で申し訳ないけれど、いわく付きのものなんて家でも人形でも手を出すもんじゃないと思う。

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