怖くてこれ以上話すことができません

カテゴリー「怨念・呪い」

私の知人の話です。
ネットで書くのは初めてです。
どこに書けばいいのかわからないけど、不可解という事なのでここにします。

その知人は実はそれほど親しくなくて、年に数回会う程度の関係でした。
ですが、その知人がうつ病になって、私にもうつ病経験がある事を知った知人は、度々私の所に訪ねてくるようになりました。

それから、うつ病の相談を兼ねてだんだんと親しくなり、プライベートな話も増えてきました。

その人は一人暮らしで、会話をする相手に困っていました。
うつ病は孤独感が原因だったのでしょう。
私と会話をする時は楽しそうでしたし、うつ病も徐々に治ってきました。

ある日、友人(元知人)から奇妙な相談を受けたのです。

その内容は、「毎日深夜になると知らないお婆さんが私の部屋に勝手に上がってきてタンスを漁る」というものでした。

その後は何もせず帰っていくようで、いくら喋りかけても無言だそうです。

最初それを聞いた時、それって夢じゃないの?と思いました。
事実だったら大変ですし。

それでも本人は本当に困った様子で話すので、警察に相談したら?と言いました。

「警察には相談したんだけど、相手にしてもらえなかった」
との事。

私はそれを妄想だと断定しました。
うつ病の次は統合失調症・・・?

「じゃあ、ビデオカメラで撮影しなよ。それを警察に提出すればなんとかしてくれるでしょう」

そう言って、その友人に妄想である事をわからせようとしたのです。

3日ほど経って、友人がビデオカメラを持って私の家にやってきました。

「ちゃんと撮れた?」と聞くと、「それがおかしいんだよ、お婆さんの姿が映ってなかった・・・」と案の定の返事が帰ってきました。

私が、「それは妄想だから」と説明しました。

でもその友人は、絶対に違う!と言って怒ったのです。

とりあえず精神病院に行く事を進めて、その日は帰らせました。
それが、私が見た友人の最後の姿でした。

1週間後ぐらいでしょうか、友人は亡くなったのです。
急性心不全で、自宅の居間で倒れていたらしいです。

あまりに突然の死に私は驚きました。
同時にすごいショックを受けました。
そして、その後に後気味の悪い事を知ってしまったのです・・・。

友人の持っていたビデオカメラ。
私はそれを見ていませんでした。
妄想なのだから何も映ってないのは当然だと思っていたからです。

でも、映っていました。

確かに、友人の言うお婆さんは映っていなかったのですが、至る所に顔みたいな物が写り込んでいたのです。(というか明らかに人間の顔でした)

いわゆる心霊ビデオになるのでしょうか・・・まさにそれでした。
気味が悪くなって私はすぐにその映像を削除しました。

実はまだちょっと続きがあるのですが、書いてると思い出して恐くなってきたので止めます。

友人の死とそれが関係あるとは思いたくないですが、そうだとしたらとてもやり切れません。
これが私の人生で一番不可解な出来事です・・・

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