某有名声優が運営する声優学校の話。
声優志望の生徒達は憧れの声優学校に入学した。
講師として次々来る有名声優陣に有頂天になる生徒達。
卒業すればその有名声優の経営するプロダクションに入る事が出来る。
そして仕事をゲットする為には、大物声優に気に入られなければならない。
そんな話をマネージャーから聞いた生徒達は、次々と自主的に大物声優に媚を売り始めた。
舞台があれば花を送り、豪華な差し入れを届ける。
誕生日にはプレゼント。
スタッフとして無料で働く。
しまいにはセックスまで。
そんな日々はあっという間に過ぎ、卒業記念の製作が始まった。
オリジナルアニメのアフレコや舞台に挑戦。
張り切る生徒達はこう告げられた。
「優秀な者を一名だけ、プロダクションの研究生として受け入れます」
「卒業公演には皆の実力を見る為、様々な事務所の人たちが来ます」
正に阿鼻叫喚の地獄画図。
今まであれだけやってきたのに、合格者はたった一人。
生徒達はバイト代や親からの仕送りを注ぎ込み、必死で自分のやる気や実力を見せるべく努力した。
そして卒業公演の日。
ステージにいたのは、生徒達の家族と学校のスタッフのみだった。
おざなりの拍手に寒々しい表情。
舞台が終って満面の笑みを浮かべていたのは、学校長である声優だけ。
生徒達はがっくりと肩を落としたと言う。
実はこの学校の先生は、確かに有名なんだが講師としては全く認められておらず、卒業公演の舞台も周りからはお遊戯としか見られていなかった。
実際に書かれた脚本も素人レベル。
この学校は人気声優の名を借りた、資金集めの場でしかなかった。
また、大物声優と寝た所で、キャスティング等には全く影響しないのに、声優に選ばれるからと仄めかして、自主的に性接待させるなど、無知な生徒達はいいように利用された。
合格者はその声優が経営するプロダクションに入社した。
しかし数年たった今も、一度も名前を見ず。
名前だけの声優は、現在数百人を越えている。
後味が悪いのは、こんなのに毎年騙されてる馬鹿がたくさんいるのと、騙wさwれwたw一人が自分の妹だと言う事だwww
声優志望の若者は、学校をきちんと吟味して下さいね・・・。
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