インディ・ジョーンズシリーズの2作目「インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説」でショッキングなのがゲテモノ晩餐会。
メインディシュの「猿の脳みそ」は、高級宮廷料理を扱う料理店の裏メニューとして通な人々に愛好されてきた。
話は変わって、俳優の宝田明氏は以前テレビ番組で猿脳を食べたという話を頻繁に披露していた。
宝田氏が中国へ仕事で行った時に宮廷料理に招待され、その際、生きた猿が箱に入って出て来て、首の部分だけが露出している。
料理人は猿の頭をドリル(もしくはノミと金槌という話も)で穴を開けて頭蓋骨を取り外すと、ふわっと白い湯気が上がった。
それをスプーンで直接すくって食べたところ非常に美味であったとのこと。
宝田明:「猿は頭を切られる時、キーキーって鳴くんですよ」
そう証言している。
ゲテモノにまつわる俗説に「痛みを加えると、旨味が増す」という話があり、湯気が上がる脳には香辛料や酒が注がれるケースもあるという。
別の話では、頭蓋骨が外された猿は意外にも大人しく、状況を理解できていないのかキョトンとしているという。
脳が食べられる過程で徐々に意識を失い最後には眼から眼光が消えて、白目をむくと言う。
この猿脳、満漢全席にもメニューとして登場し、高級かつ貴重な食材として中国を含むアジア地域では昔から珍重されてきたという。