別に怖くないし、思い込みかもしれないけど。
15年ほど前、中古ゲームソフト屋さんでウルトラクイズのゲームソフトを買った。
たぶん初代プレステ用だった気がする。
何作出てたのか知らないし、そのうちのどれを買ったのかも全く覚えてない。
そのソフトを買って、数時間遊んだ後、寝た。
もともと金縛りに遭いやすい体質なんだけど、その夜もあった。
疲れてるんだろうなーと思い、翌朝仕事へ。
それから毎夜、頻繁に金縛りに遭うように。
別に何か連れてくるような要素はなかったし、なんでだろう、と思ってたらふとウルトラクイズのゲームソフトのことを唐突に思い出した。
思い出したのは夕方だったけど、そのソフトを買った店が開いてるうちに急いで売りに行った。
やはりというか、その日以降、安眠。
あれって、カバー表紙に色んな人間の顔写真が、たぶん数千人ぶん写ってたんだよ。
小さくて、一人ひとりの顔を認識できるレベルじゃないんだけど。
あの中には、たぶんその当時すでに亡くなってる人とかもいて、生きてても色んな災いにさらされてる人とかもいて、たぶんそういう人たちの念が、表紙の顔写真からきてたんじゃないかと思った。
それか、以前の持ち主の念かも。