無言の119番通報

カテゴリー「都市伝説」

2014年5月17日午前0時過ぎ、青森市駒込のとある別荘から無言の119番通報があった。
かなり風の強い日だったため、山火事だったら一大事と消防署員ら10人が山道を越えて40分以上かけて現場に向かった。

しかし発信元の別荘は無人で、火の気も負傷者のいる気配もなかった。
結局いたずら電話として処理されたが、誰もいない山中からの電話。
あまりに不自然なことからNTT東日本が調査に乗り出す。
徹底的な調査の結果、当時風が強かったこと、別荘がダイヤル式電話で断線寸前だったことから、発生の確率はかなり低いが風で揺れた電話線の断続的な断線による誤発信であったと結論づけられた。

しかし、ただの誤通報にここまで調査を行うのはなぜなのか。

それは実はこの地域、八甲田雪中行軍遭難事件があったことで有名であり、以前から不可解な現象が数多い場所として知られていた。
そのため、今回の誤通報を霊現象と結びつける人も多く、その不安を払拭するために科学的根拠を示す必要があったと言われている。

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