異世界に繋がり出れない迷路

カテゴリー「都市伝説」

1980年代、日本中で「巨大迷路」がブームになった。

1982年の7月、新潟のとある遊園地でも巨大迷路がオープンし、それなりの盛況を博した。
しかし、オープンからたった2週間でこの迷路は閉鎖されてしまった。
客が「迷路の中で自分と同じ後姿を見た」と訴える事が相次いだためだという。

その噂のせいか、各地にある巨大迷路でも同様の噂が流れ出す。
そのため人が減り、採算のとれなくなった巨大迷路は次第に姿を消していった。

人を惑わす迷路・・・。
その規模が大きいほど、別の世界に繋がる道につながりやすくなるのかもしれない。
迷路では不思議なことが起こるといわれている。

複雑に絡み合った道が知らず知らずに異世界へと通じており、迷い込んだら二度と出れないといった都市伝説も。

またとある巨大迷路では、働いているスタッフの数が増えたり減ったりしているという噂も。

異世界と迷路にまつわるとある恐怖体験談がある。

友達3人で迷路に入ろうと並んでいたときに、列の外からいきなり「ガシッ」って肩を掴まれた。
驚いている私に「今のあなた達はこの中には入らないほうが良い。お願いです。入っちゃダメだ!」って凄い形相で必至に言われたので、その時入ることを私は諦めました。
ですが、友達がここまできたのだからと、忠告を無視して1人で中に入りました。

その後、何時間待ってもその子は迷路から出てくることはなく、警察が来て捜索したのですが、彼女と二度と会うことはありませんでした・・・。

忠告してきたあの人には一体なにが見えていたのでしょうか・・・・・・。

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