2030年パイロット問題

カテゴリー「都市伝説」

子供たちの将来の夢トップ10からなかなか落ちることのない航空機パイロットという職業。
パイロットに憧れ目指す子供たちが多いにもかかわらず、2030年にはパイロット不足になり航空業界は維持できなくなるという。

「子どもの夢」で終わってしまい、パイロットを目指す人が減っているという単純なことではない。

国土交通省航空局の調べによると現在パイロットとして活躍している年齢層に偏りがあり、2030年にはパイロットの高齢化で大量退職が発生する。
ボーイング社の予想では、32年までに世界全体で49万8000人のパイロットが必要となる。
さらに若いパイロットの新規採用は簡単なことではない。

パイロットの資格を得たとしても、実際に航空会社で機長として操縦桿を握るまでには、10年以上のキャリアと1億円異常の育成費が必要だと言われ、また飛行機の機体ごとに覚えなければいけないことも多く、国際条約上でも国内法上でも厳しい資格要件が求められるため、パイロット資格さえ取れば航空会社でパイロットとして活躍できるわけではない。

こうした背景から航空会社での人材争奪戦が始まっており、それに係る費用などで2030年には格安の航空会社は維持できなくなる。

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