死に至る危険な物質

死に至る危険な物質。

皆さんはDHMOという物質をご存知だろうか。
Dihydrogen Monoxide(ジハイドロジェン・モノオキサイド)の略称で、一酸化二水素(いっさんかにすいそ)と呼ばれる物質だ。
2003年、アメリカ・カリフォルニア州アリソ・ビエホ市の議会で、このDHMOの規制決議が提案された。
その内容は以下のものである。

DHMOは水酸の一種で、常温では液体。
溶媒や冷却剤にもよく用いられる物質である。
近年問題となっている温室効果を引き起こすものであり、酸性雨の主成分、さらには扱い方によっては重篤なやけどの原因にもなりうるものだ。
中毒性も非常に高く、被験者に摂取させた後2日間与えないだけで、DHMOを異常にほしがるようになってしまう。
しかも、過度な摂取は死に至ることがある。

毎年、DHMOによる死者が多数でている。
おそるべきことに犯罪者の98%以上が犯罪行為の24時間以内にDHMOを含む物質を摂取していたという報告もある。
大変危険なものなので規制すべきだ。

ここまで読んで、
お気づきの方もいたかもしれない。

そう。
DHMOとは実は『水』のことだ。
とあるWebサイトのジョークを真に受けた担当者が、実際に議会に決議を求めたのが先ほどの内容となる。
結局途中で気付き、決議までは至らなかった。

人は悪い事実しか知らされなければ、それを悪と思ってしまうよい例であろう。
ひょっとすると、あなたが正しいと思っていること、正義だと思っていることは、誰かが都合よくねじ曲げた情報を、信じきっている結果かもしれない・・・。

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