しゃっくりの危険性

カテゴリー「都市伝説」

しゃっくりはびっくりすると止まるという噂があるのは有名である。
はたして本当なのだろうか?

しゃっくりとは、正式には吃逆(きつぎゃく)と言うが、横隔膜のけいれんによって起こる症状のことである。
横隔膜がけいれんを起こすと、胸空内圧が低下して空気が急速に吸い込まれる。
すると同時に声門がすばやく閉じるので、吸気の流れが妨げられる。
そのときに出る音がしゃっくりなのだ。

しゃっくりが起きる原因と考えられるものは、熱いものを飲み込んだ時、激しく笑ったり、咳をした時、食物が喉につまった時、アルコール飲料を飲んだ時、香辛料などの刺激物を摂取した時、神経系統に問題がある場合、横隔膜が直接刺激を受けた場合である。

普通は数分で止まるが、長期間続いたり、頻繁に出る場合は、消化器疾患、胸部疾患、腎臓病や肝臓病、脳腫瘍や脳卒中などが原因の可能性もある。

いつもと様子の違ったしゃっくりが出た場合や、頻繁に出る場合、なかなか止まらない場合は、一度病院で検査を受けることをおすすめする。

「しゃっくりが100万回続いたら死ぬ」という噂もあるが、思わぬ大病の予兆である可能性だってゼロではないという。
たかがしゃっくりと侮ってはいけないのだ。

因みに、しゃっくりを止める方法として、息を止める、紙袋を口にあてて呼吸をする、舌を引っ張る、腹式呼吸を行う、冷水を飲む、熱めの湯を飲む、眼球をそっとこする、砂糖を食べる、ご飯やパンの固まりを食べる、背中を叩いてもらう、柿のヘタを煎じたものを飲む、薬を飲む、人に脅かしてもらうという、様々な方法が都市伝説として存在する。

しかし、真偽のほどは、科学的にも不明だという。

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