抗がん剤を投与されていた故人のお骨

カテゴリー「都市伝説」

火葬で焼きあがった遺骨に色が付いているケースがある。
色は緑が多いが、ピンクや青に染まっていることも。

着色について薬の服用や金属の蓄積の結果とする説明が多いが、はっきりとした原因は分かっていない。

▼2006年12月27日読売新聞環境ルネサンス
関東地方の市立火葬場。
火葬中を示す炉の赤ランプが消え、ひつぎの載っていた台を、背広姿の職員が引き出した。
灰に交ざった頭骨の内側の一部と、大腿(だいたい)骨の端が、うっすら緑色に染まっている。
施設長の男性職員(55)は「全体が濃い緑色をした骨も、時々目にします」と言う。

火葬された骨が緑、ピンクなどの色に染まるのはなぜか。
関西医大教授(法医学)の赤根敦さん(46)はそう聞かれたことが数回ある。
その都度、「リューマチなどの治療に使われる抗生剤により、骨が青く変色することがある。その色が火葬後も残るかどうかはわからないが」と説明した。

関東火葬施設事業協同組合発行の「近代英国火葬史」(1981年刊)は、英国での四つの講演録を収めた「火葬骨灰に生ずる色の意味するもの」という題の講演録は、人骨中の金属の影響を示唆している。

「緑色は(火葬)件数の1%に発生して、鉄または銅によるものと思われる。ピンク色は件数の15ないし20%に生じ、銅によるものである」「鉄、銅などはすべて通常の骨に見いだされる」

鉄や銅は食物を通して体内に入るほか、金属を扱う工場で働く人が作業中に取り込むこともある。
(2006年12月27日読売新聞環境ルネサンスより引用)
抗がん剤を投与されていた故人のお骨は緑色をしているケースが多いらしく、闘病で頑張った印とも言える。

ブログランキング参加中!

鵺速では、以下のブログランキングに参加しています。

当サイトを気に入って頂けたり、体験談を読んでビビった時にポチってもらえるとサイト更新の励みになります!