オタク達の中では有名な話

カテゴリー「都市伝説」

約二十年前、日本中を震撼させた連続幼女誘拐殺人事件。

事件の残虐さと逮捕された犯人がたまたまオタクだった事により、マスコミが歪んだ報道をしたために事件とは一切関係ないオタク達が『幼児性愛の殺人鬼予備軍』とレッテルを貼られ、漫画、アニメ、ゲーム、ホラー映画などの製作関係者はバッシングを受けた。

上記のサブカルチャーが好きで、将来その方面で活躍することを夢を見て頑張る青少年達が、報道を真に受けた親から全て取り上げられるなど二次、三次被害が大きく広がって社会問題になった。

そんな中、犯人逮捕直後に行われたコミケには、当然好奇の目で見るマスコミが殺到した。

その中のあるワイドショーの女性レポーターが、会場内のサークルや来場客を指して「皆さんご覧ください。ここに十万人の宮○勤がいます」と言ったとんでもない暴言を吐き捨てた。

オタク達の中では有名な話である。
この報道のレポーターは東海林○○子であると語られる事が多いが、意見は分かれている。
テレビで実際に見たと主張する人。
当時会場で彼女のそばにいて、暴言に対し抗議に行こうとしたが、仲間に「今行けば奴らの思うツボだ」と止められ、泣き寝入りしたと語る人などの肯定説。

しかし、彼女の人柄からそれは有り得ないと語る人。

そもそも彼女は、関係者やファンの間では有名なビジュアル系バンドオタクで、某パチンコのCMでキャラクターのコスプレ姿を披露する程だから、オタクの気持ちが分かるはずで、うかつにそんな発言はしないと思うと語る人。

実際そんな報道があったならば、ネット社会の今、その動画が配信されるはずなのに、一度も出てきた事がないと主張するなどの否定説。

しかし違う女性で、噂が広まるうちに「女性レポーター」=「(一番知名度の高い)東海林○○子」と、どこかですり替わってしまったのでは?と推測する中立説と色々ある。

果たして真相は・・・?

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