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欧州では2014年5月以降に生まれる新生児に対して、皮膚の下にマイクロチップを埋め込むことが義務付けられるという。

米国やEUでは電波を発するマイクロチップを全国民に埋め込んで、家畜のごとく管理を行うという悪魔の計画が進行していると常々噂されていた。

ついに悪魔の家畜化計画が2014年現実のものに。

2014年5月以降に生まれた新生児には個体識別チップを皮膚下に埋め込むことがEU法規により定められ、チップは今後の人口統計にも使用される。
チップはGPSセンサーとして機能し、2年に一度のバッテリー交換を要するタイプのもので、その交換は州立病院で行われる。

チップの位置確認機能の精度は非常に高く、位置情報は衛星通信を通じてネットワークへと送られる。

キリスト教原理主義者や陰謀論者は、バーコードや個体識別チップはヨハネの黙示録に登場する『獣の刻印』と指摘して来た。

額や手に刻印を受けると獣(反キリスト者や偽予言者)を崇拝するようになるという獣の刻印=個体識別チップは、単なる位置情報を送信するだけではなく、意識や行動をもコントロールすることが可能だという。

欧州で始まるこの恐ろしい動きは、反キリスト的勢力が推し進める人類の総家畜化計画の一端に過ぎない。

『獣の刻印』とされるバーコード。
反キリストを表す数字666が隠されているという。

『獣の刻印』により家畜のごとく管理されて操られる?

【実際の話】
新生児にRFIDチップを埋め込むというの欧州の話はゴシップサイト『topinfopost.com』に載った全くのデマで、元々はイタリア発の風刺記事が変化したものとされます。

埋め込みが予定されているというRFIDチップの写真は、マサチューセッツ州に拠点を置くMC10社が開発した『バイオスタンプ』という商品で、柔軟性に富むプリント基板デバイスを肌に貼れるようにした物です。

『バイオスタンプ』はセンサーとして機能し、取得した情報を他のデバイスに送信することも可能で、健康管理やスマホやPCのIDとしての活用が今後見込まれます。

キリスト教圏では原理主義者と呼ばれる人々が、個体識別チップやバーコードの類を『獣の刻印』と見て糾弾する動きがあります。

体内に埋め込むもしくは皮膚に刻印する個体識別デバイスの類は、悪用される恐怖と、家畜としての扱いを連想してしまう嫌悪感があることは否めません。

SFやデマだけの話ではなく、全国民に個体識別デバイスの埋め込みが義務化される時代がやって来るのでしょうか。

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