短い都市伝説をいくつかご紹介・・・。
【長野県の丸美荘】
本当に出る心霊スポットとして密かに知られる長野県の丸美荘。
丸美荘は小さな廃荘もしくは廃旅館で、中に立ち入るだけで強い吐き気に襲われると言います。
心霊スポットの怖さに箔を付ける話として、有名霊能者が訪れたがヤバすぎて建物の中に入れなかったという逸話が全国各地にあります。
丸美荘の噂では、心霊番組の取材で訪れた某有名霊能者が強い霊気を感じて、中に入る前に気を失ってしまい、救急車で運ばれたため番組の放送は中止になったと言う話です。
そして、その霊能者は現在もメディアで活躍しているとも、丸美荘で亡くなったとも言われます。
噂の中で語られる丸美荘の霊障は吐き気のみならず、最悪の場合死に至ることもあるようです。
丸美荘は某有名心霊スポットサイトの閉鎖原因となったとも噂されていますが、今のところネット上には潜入レポートや写真は出て来ておらず、その廃荘が実在するのかも分かっていません。
佐久平のスキー場周辺にある廃墟が丸美荘だという話もありますが真相は不明です。
兎に角ヤバい心霊スポットなので近隣住民は丸美荘の場所を知っているが霊障を恐れて誰にも話さないため、未だに場所が特定されていないという話もあります。
【赤線地区の噂】
大阪に住む人ならたいてい誰でも知っている有名な赤線地区がある。
大正の遊郭から続く不思議な香りのする地帯だ。
その地帯近くにも保育所や小学校など教育施設が色々あり、そこに教育者として勤務する友人から聞いた話。
この地域は日雇い労働者の町としても有名で、治安が良い・・・とは決して言えない。
家賃が安く、生活保護受給率は日本一。
収入的に厳しい母子家庭も仕方なく住むと言われている。
なのでこの地区に住む母親はこの教育機関に子供を通わせ自身も働かなくてはならない。
その際、母親は学校に提出する書類に母子家庭であること、働いている事を記入しないといけない。
その欄に『サービス業』と書く容姿の良い母親は大体がその赤線地区で働いている人らしい。
とにかく手っ取り早く多く稼げるからだ。
中には普通にサービス業界で真面目に働く母親もいるので、娼婦なんかと一緒にしないで欲しいと一部の母親達からクレームが上がった。
そのため、その地区で働くなら職業欄に『サービス業(赤)』と書くのが暗黙のルールと言う。
もっともお金が貯まったらこの地域から出て行く人、そのまま味を占めて働き続ける人など・・・様々だという。