環八裏番長の都市伝説

カテゴリー「都市伝説」

ゲーム業界の都市伝説を2つ程ご紹介・・・。

【環八裏番長の都市伝説】
ゲーム業界の創世記を支え、業界の礎を築いたと自負しているゲーム業界の大御所達の中には、現在活躍しているゲーム会社に対してロイヤリティーと称して金銭を要求する環八裏番長と呼ばれる輩がいるという。

彼等は業界中に顔が利き、事業の立ち上げなどに関与し影響力と権力を持っている。

企業もなぜ彼らに金を払うのか?と疑問が持たれるところだが、リークされては困る業界の裏情報を握っているためで、それを元にユスリなどを行なう総会屋的存在という表現が正しいのかもしれない。

環八裏番長の噂はファミコンが全盛期の話なので、現在も暗躍しているのかは分からない。
彼らの名前であるが、ファミコン時代のゲーム会社は環八沿いに多く存在していたことがその由来となっている。

【スパルタンX】
ファミコンが熱かった時代、ゲームに青春を賭ける少年の戦いを描いたファミコン漫画も流行っていた。

月刊コロコロコミックに連載していたファミコン漫画『ファミコンロッキー』のスパルタンXの回に載っていたある裏技が当時の子供達の間で噂となった。
裏技とは24回目のクリア後に、真のラスボスが現れるというものだ。

スパルタンXでは、中華風の建物の5階にいるMr.Xを倒して恋人のシルビアを助けることがゲームの目的である。
ラスボスを倒すと主人公とシルビアが抱き合うエンディング画面が流れ、その後、1階からの再スタートとなる2週目のゲームが始まる。

エンディング後に始まるゲームの再スタートを23回繰り返して、24週目のMr.Xを倒した時に異変が起こる。

通常のエンディングでは主人公と抱き合うはずのシルビアだが、突如主人公に襲いかかって来るのだ。

Xはアルファベッド24番目、つまりスパルタンXとはゲームを24回ループした後に現れるシルビアを意味している。
つまり、主人公の恋人であるシルビアこそが真のラスボスなのだ。

当時この裏技を信じた少年達は必死になって24回クリアを目指した・・・。

この裏技は単なる都市伝説で、24週目をクリアーすると普通に25週目のゲームが始まる。
ファミコンロッキーでは実在しない裏技や、実際には不可能なキャラクター操作が度々登場した。

厄介なことに嘘の裏技に紛れて実在する裏技も登場したため、漫画の内容を信じて良いものか当時の小学生は大いに困惑した。

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