東京は世界でも有数の人口密度を誇る都市だ。
しかも物流の中心となっており、年がら年中渋滞している。
ところが、専門家の分析によると現在の交通量程度では渋滞はそこまで起きないいとされている。
では、なぜ渋滞が発生するのか?
実は東京は、江戸時代に敵が攻めづらいように作られた道をそのまま流用してしまったために、直線が少なく、見通しの悪い道路になっていて、渋滞が非常に起きやすくなってしまっているらしい。
ちなみに、アメリカの国防総省が2002年に発表した首都攻略格付けにおいて、東京はワシントンについで第2位の攻めづらさとなっている。
現代でも通用する徳川家の戦略的都市計画。
渋滞に巻き込まれた際は、いにしえの技術に思いを馳せるのもよいかもしれない。